保育園での講座をすすめていきたい理由~熊本県邁進中~
先週、いや先々週かなw
2月15日に熊本県合志市の保育園にて
保護者向けと保育スタッフ向けに排泄講座をさせていただきました。
保育園向けには2回目となります。
また、このきっかけになった講演が昨年に行った
合志市全保育園向けの保育士研修講座と保育協議会地区研修の講義でした。
Kuccaの講座は一般向けの講座が基本ですが、
その中には、保育士さん、保健師さん、助産師さん、
沢山の専門士の方々がいらっしゃいますし、
お母さんの中でも保育園に登園させている方も多くいらっしゃいます。
その中でいつも思うのが、【もったいない】という気持ち。
何がか、というと、
例えば、保育士さんが日中素敵なパフォーマンスで排泄に寄り添っていても
お母さんが自宅では全く無関心だったり、保育士さん任せだったり。
例えば、お母さんが土日祝日帰宅後に素敵なパフォーマンスで排泄に寄り添っていても
日中の長い時間@保育園で、保育士さんが排泄に理解がなかったりする。
布おむつをやめてほしいと言われたり、そもそもこんな小さい子がおしっこを伝えることなんか
できないと思っている。
どちらも悪いところはないのです。
ただ、【排泄の仕組み 】の奥深さや、【こどもの発達の楽しさ】を
知らないだけなのです。
だからとってももったいないって思うのです。
私は我が子3人とも保育園でしたから、気持ちがすごくわかる
というのもあるのですが、
トイトレは2歳児クラスからと思って一生懸命な保育士さんや
トイトレは保育園の先生にお任せ~のお母さんをみると
ちょっと!楽しさ3割減、いや!4割以上減してまっせ~!!!
ッテ思うのです。
その楽しさって?
〇保育士の醍醐味
〇母親の醍醐味
だと思います。
0歳児クラスだと、多くの子が『立つ』という瞬間を
どこで迎えるのか。気になりますよね。
ママがみずに保育士さんが見ることもあると思います。
あるあるです。
すっごく悔し~って思うのと同じことが
排泄でも繰り広げられるのですよ。
我慢した様子。
トイレに行けた様子。
ちっちと伝えられた様子。
あ、そうなんだ~うれし~って
子どもはもちろん歩けたこともうれしいけれど、
排泄は意思を伴って、意識としっかりリンクして排泄を行うんです。
これはまさしく最初の自律性なのではないかと思います。
それに携わる喜びを保育士として感じる。
仕事の楽しさもアップすると思います。
こうやってこの子に声がけするとこうなるのかって。
これは、排泄の場面だけでなく、生活全般に広がります。
子どもの成長を感じる喜びは親としてたくさんの
充実感と豊かさを感じさせてくれると思います。
お母さんの声がけ次第で、排泄の場面だけでなく、生活全般に広がります。
私が保育園での、保育士さんへの講座の啓蒙をすすめたい理由はここです。
お母さんと保育士さんと一緒に子育てができる環境。
双方で同じ方向性でできたらとっても効果も上がるし
おそらく子どもがうれしいことは間違いないです。
熊本県水俣市1園、熊本県合志市1園でまさに今その試みが
行われています。
水俣市では昨年の6月から行われていて、良いNEWSがたくさん!
排便に悩まれていたケースもお母さんと先生と子どもの頑張りで
解決に至りました。
合志市では、2月15日に行ったので、これからレポが楽しみです。
合志市の園でとても印象に残ったのが、
若い先生の1言です。
「今日お話し伺って本当によかったです!月曜日にみんなに声がけするのが
楽しみ!早く月曜日にならないかな~♪」
私の話内容は、排泄の自立時にとどまりません。
大事なことは排泄の自立期の0、1,2歳以後の
3、4,5歳でも大切になる部分があります。
楽しみ!という言葉には、これからの子どもとの生活に
すごくいいことしか起きない言葉に思えます。
もちろんお母さん方の中にも、
布おむつめっちゃ楽しそうです!
やってみます!という方もいらっしゃいました。
おむつが早く取れるから
良い育児法だから
とかではなくって、心の底から【楽しい】と思っていただくのが私の目的です。
保育士になってうれしいな、母になってうれしいな。
そして、そうなることで、子どもの健やかな育ちがあると信じています。
Kuccaはこれからも、保育園と保護者との双方での楽しみ方を
排泄を通じて伝えたられるよう活動していきたいです。
5月は東京の保育園へ行きます。
6月にまた水俣市に行きます。
熊本県もっと熱くしていきたい!そして、ほかの県の
保育園さまもお待ちしております!!
Kucca 諸井 更絵子
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