言葉がなかなか出ないと不安になっているママへ
目次
- ○ 言葉がなかなか出ないと不安になっているママへ
- ・言葉がなかなか出ないと不安になっているそんなママへ、モロイが思うこと
- ・ひらがな50音を小さなころから書けたらスゴいのか?
- ・言葉が出ていなくたって
言葉がなかなか出ないと不安になっているママへ
子育てに不安はつきものですよね。
ある程度の不安は誰しもがあるでしょう。
しかし、その不安に押しつぶされてしまっては、
本末転倒ですよ。大丈夫です。
その不安いりませんよ😚
言葉がなかなか出ないと不安になっているそんなママへ、モロイが思うこと
言葉がなかなか出ないと不安になっているそんなママへ
私はこう思うのですよ。
今の世の中、ほんとうに
【○○できる】が正しくて
【○○できるようにする】という能力獲得へ向けた親の働きが
とても大きく、そしてその結果が重要視されています。
出来ないとなんだかダメな子
できるとすごい子
みたいなね。
だから早く喋れる子がえらいみたいな。
でもそれって本当にそうでしょうか?
もちろんね、できるってすごいことだし、素晴らしいこと
=成長ともいえるし、
できるように努力していることを卑下しているわけではないし
認めていないわけではないです。
けどそれだけじゃないよね?
早く喋れる子も、早く喋れるからすごいんじゃないよね。
私の次男もなかなか言葉を話しませんでした。
宇宙語、次男語、音として発することばはありましたけど
でもそれもなかなか出ない時もあって。
良く食べ、良く遊び、良く寝て、笑う子でしたが、
言葉がどうも遅い。
だから親は気になる。
でもね、言葉という定義がそもそも
大人はわかっているのかなと思うのですよね。
ことばは共感のツールです。
意思を伝達するツールです。
であれば、相手に伝えたいという気持ちがまず先にあることに注目したいですよね。
発語ということばに注目するにではなく。
ワンワンという言葉ではなく、んっんっであっても
それは彼彼女の中ではワンワンであり、ワンワンを超えた
意思や共感のカタチであります。
ことばばかりに注目していると、
むしろそういう
意思や共感の源である感情やイメージが無くなってしまいますよ。
モノゴトの動機になる、感情やイメージは私はとっても大事だと思います。
ひらがな50音を小さなころから書けたらスゴいのか?
例えば文字を書くという事もそう。
ひらがな50音の書き方練習を、
3歳から始める方もいます。
書くことだけを指導することに何の意味がありますでしょうか。
もちろん書けるということは
1つの力です。
でも、書くということに動機が無ければ、作文も、手紙を書くこともできないです。
書くという事も感情を拡大し
イメージを表現し
内から外に出すことですよね。
それって、ひらがなを覚えることよりもいの一番に大事じゃないですか?
自分の中に突き動かす何かを感じること。
それを表現するまでの力、エネルギーを感じること
発語をシッカリすることよりも私は大事だと思いますよ。
そんな部分に私は注目してもらいたいです。
言葉が出ていなくたって
もし言葉が出ないな~と思っても
かれらなりの音があれば私はいいと思います。
そこではなく、もっと奥深いところにある感情のエネルギー
や動機の部分にフォーカスして、
親として触れてもらえたらと思います。
ひらがなに関しては
私自身も我が子どもたちに
徹底してきた1つのこだわりです。
小学生までひらがな練習はさせない。
あいうえおも興味が出ない限りは率先して教えません。
もちろん、こどもからの興味や、質問には惜しみなく対応しますよ!
現在、我が子たちは中3、小5、小1です。
きれいな字とは言えない字を書きますし、国語も成績がとてもいいとは言えませんが(汗)
受験日前に幼馴染にメモで応援メッセージを書く長男
誕生日に手紙を書く次男
好きな子に一生懸命ラブレターを書く三男
自分の中の感情のエネルギーを感じて
それを文字に出す。
それができることが私はとてつもなく素晴らしいと思います。
そして誇らしいです。
ことばは早いのが素晴らしいのではなく、
文字が書けるのがえらいのではなく、
ことばも、文字も、
内なる動機をしっかりと感じて表現してこそのモノだと私は思います。
そう思って子を見ると、全然違いませんか?
【○○できるようにする】という能力獲得だけを重要視しないように
したいですね。
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