【もう少し排泄に意識を向けてみませんか?】
2019.02.25
【もう少し排泄に意識を向けてみませんか?】
私が布おむつを始めたのは、長男が10か月の頃。
保育園の準備品に布おむつがあったのがはじまりです。
それまでは、紙おむつオンリーで、
排泄にも特段興味を持っていたわけでなく、
ある意味、排泄よりは食や睡眠、発達に関してばかりに目を向けてました。
じゃあ、そんな私が排泄に目を向けるようになったきっかけは何か。
それは、やっぱり布おむつ育児でした。
布おむつにした理由は、保育園という働きかけによるものでしたが、
実際に、布おむつを試してみて思ったのは
排泄の当たり前の部分がいかに自分の中に欠落していたか、でした。
○こんなに量が出るんだ
というのもあれば、
○全然量が出てない
というのもあって、
○間隔が全然あいてない、チョコチョコするな~
と思えば
○え?そういえばしてなくない?
とびっくりすることも
○尿の色も時間によって違うんだな~
とか
○外出したりするといつも帰りがけにするな~
とか
紙おむつでは発見できなかったことが発見できて、
もちろん、正直めんどくささも感じましたね。
結構交換するんだな~とか思いましたし、大変さは感じました。
でも、それ以上に私を突き動かしたのは、
単に出しているだけじゃない我が子がいる
排泄時の快・不快をしっかり感じて表現する我が子がいる
排泄にまつわることを、こんなにも見逃していたんだな~と
そういう風に思ったのを、10数年前のことですが、鮮明に覚えてますね。
紙おむつの中に排泄することが当たり前になっている今。
そして、ある時期が来たら、それを外して私たちと同じように
おむつ以外の場所=トイレにすることを教える(=トイトレ)
が、当たり前になっている今。
本当にこれが当たり前なのかな~って思います。
三男を産んだ後、
「この子ってもしや仙人か?」と思ったことがあります(笑)
冗談ではなくってw
なんだかすべてを見透かされている感じだったのですね。
その時にすごく感じたのは、赤ちゃんのパワーです。
秘めた力に圧倒されましたね。
歩けない、お話しできないからわからない
なにもできないって、大人は思っているけれど、
できないのではなく、初めてなだけなのだと思うのです。
教えたら必ずできます。
もちろんできること、できないことはありますけども、
できるまでの時間も個人差はあるしね。
でも排泄に関しては、できないという考えは違うかなと思うのです。
もちろん生後1ヵ月の子が、意識を持って尿意を感じれるかというと
それが難しいですが、膀胱が満杯になった不快感はわかるんですよ。
おっぱいやねんね、抱っこだけで泣いているんじゃないんですよね。
おしっこしたから泣いているわけでもないんですよね。
そういう1つ1つに意味が合って、しくみが合る。
もう少し排泄に意識を向けてみませんか?
私は布おむつ屋さんですが、布おむつ育児をきっかけに
そういう事が分かったのが一番楽しかったです。
だからkuccaの講座では、私が分かって楽しかった部分、
1つ1つに意味が合って、しくみの部分をお話しします。
布おむつはめんどくさいとか
紙おむつはダメなの?とかそういう事の前に、
まず、kuccaモロイと一緒に、もう少し排泄に意識を向けてみませんか?
絶対に違う扉が開けるはずです。