布おむつ育児から得れるものって?なぜ主体性を育てることがいいの?~『トイレトレーニングへの違和感とkuccaが掲げる布おむつ育児の重要性』の続き 2017.06.26
2017.06.26
布おむつ育児から得れるものって?なぜ主体性を育てることがいいの?~『トイレトレーニングへの違和感とkuccaが掲げる布おむつ育児の重要性』の続き
こんにちは!kuccaの諸井です。
先日、
『トイレトレーニングへの違和感とkuccaが掲げる布おむつ育児の重要性』
と題しましたブログにとても反響をいただきました。
回りくどいというか、単にくどいというか(笑)
コテコテ書いてしまいましたが、私としてはその信念のもと!!
布おむつ屋さんをひっさげて、排泄を意識する生活を啓蒙しているわけなのです。
少し重複しますが、大事なことなので、また復習w
何度も言いますね(笑)
なぜ、おむつ期に「布おむつで楽しく育児」がいいのか。
kuccaとして考えるそれは、、
子どもの主体性を育てるため。
(※私の示す、自主性とは、言われる前に行動すること、主体性とは、自分の意志で判断し、責任をもって行動すること。)
その主体性を育てるために必要なのもの、
子どもにとってのファーストステップが私は『排泄の自立』だと考えます。
いわゆるトイトレは、完全になにか回りの力が働いて、
動かされてやっているようなものですよね。母側も本人も。
母側にとっては、「〇歳にもなるのだから、パンツにならねば!」という気持ちが働き
それにより、本人もおむつを外させられる。
という、このお互いにやらされている感。
ここに違和感ポイントがあるんですね。主体性を感じられないというわけです。
でも、だからって、布おむつ育児をすること(=ここでは排泄の自立ですかね)と、
主体性を育てるのが、いまいち繋がらないという方も多いかと。
なんで布おむつをすることが、主体性を育てることになるのか。
↑これは、そもそも、排泄の自立だけに限らず、、、だと思ってます。
排泄の自立は序章にすぎず、3~5歳、小学生、中学生、高校生、
成人となる中でそれぞれのステージに必ず自立(成長)の壁がある。
と私は、考えていて、この壁を、子ども自身が主体性により乗り越えること。
生きていく中で、ここが大事だな、と思うのです。
そして、親として、ここを育てることが重要なのではないか、と思うわけなのです。
(正解かそうでないかは、私にも分かりません)
で、もちろん、そこには親の絶対的サポートが必要と考えます。
なので!!!
まずは、
布おむつ育児をすることで(=ここでは排泄の自立ですかね)=子どもの主体性を育てる
それにはまず、こどもを知ることから始まります。
どういう性格で、どういう子なのかということもそうですし、
単に伝えたいことを汲み取る、わかってあげるという単純なものです。
赤ちゃんを知る=相手の意思を受取る ことが一番分かりやすいのかなと。
もちろん、もっと大きくなってからはイロイロなコミュニケーションが
必要になってきますね。親にも、発信力、洞察力、必要だと思います。
でもまずは、みんな赤ちゃんからスタートします。
この意思を汲み取りやすい場面の1つが、こどものおむつ期では、
快不快と直結する排泄行為だと思うんですね。
とくにおむつ期のそのかかわりで重要になるのは、排泄の自立であり、
未熟な子どもの排泄の自立を助けてあげる(サポートする)ために
排泄に寄り添う育児が必要で、その論法(サポート方法)として、
布おむつ育児やおむつなし育児がある。
というわけですね。
なので、私としては、単に布おむつをすればいいってわけでもないし、
おむつなしをするからすごいってわけでもないのです。
布おむつ育児をして、1歳半でパンツになりました~という事実だけが
すごいのではなく、そこ(布おむつ育児やおむつなし育児)から、
得れるものは多いってことなのです。
じゃあその、得れるものってのは、なんなのか。
そもそも、なぜ主体性を育てることがいいのか。
そんな話は、また後日ブログにしますね!
↑って前回はここで終わりました(笑)後日~ってうっかり忘れそうでしたすみません。
得れるものってのは、なんなのか。
なぜ主体性を育てることがいいのか。
今日はこれがメインになるんですけど、、、、
前置き長くてすみません。
布おむつ育児やおむつなし育児から得られるもの
それは
★親特有のものさし(価値観や尺度)を壊してくれる
★こどもとシンプルに向き合うことができる
★こどもの個性(性格)が分かる
ここなのではないでしょうか。
もちろん、布おむつ育児やおむつなし育児をしただけでは見えてきませんが、
それをすることで、意識して向き合うと、必ずや見えてくるものです。
この★印があるからこそ、私が布おむつやおむつなし育児をわが子と楽しみ
仕事にもできているんだと思います。
で、この★3つって、なにも排泄に自立だけに役立つものではなくって、
育児全般にオールマイティに関わってくることですよね。
★親特有のものさし(価値観や尺度)を壊してくれる
↑これなんかは、こうなくちゃいけない!と枠の中で評価しがちな
義務教育の中では、陥りやすく、親ものさしは登場しやすいと思います。
でも、私は三男との布ライフを通して、10歳の長男との関係性や長男に対するものさしが
変化することが多かったです。
★こどもとシンプルに向き合うことができる
↑特に0歳台の快不快への表現は、とてもシンプルです。
排泄に関する情緒も実にシンプル。
そして、仕組みも当たり前のごとく、シンプルなのです。
1回の尿意で、1回の排泄。
私は長男の時は、10か月まで紙おむつ育児でした。
紙が悪いというよりは、排泄に関して疎かったです。
それが布おむつに移行した際に、すごく失敗ばかりで凹みましたが、
反面、シンプルさにハッとさせられました。
育児ってシンプルだとこんなにも楽なんだあと思ったのです。
★こどもの個性(性格)が分かる
↑寄り添うには、子どもが分からないと難しいです。
どんなタイプなのか、どうやって表現するのか、
大きく表現する子もいれば、しとやかに伝える子も。
個性にあう褒め方や声掛けも必要なのが、親子のコミュニケーション。
正解はありませんが、探ることが大事。
布おむつ育児から得れるものって、こんなにも大事なんだなって思いました。
学校だけでなく、すべてにおいての評価というものが気にならなくなったのは、
我が子3人との布ライフのおかげとも思えます。
じゃ、得られるものは分かったけど、、、
なぜ主体性を育てることがいいのか。
これもちょっと長くなりそうなので、また後日(笑)
うふふ
kucca 諸井